ファイアーエムブレム暁の女神

マリオギャラクシーは☆90あたりで一休みして、ファイアーエムブレム暁の女神をやっていた。
とりあえずノーマルモードでクリア。


進めていくうちに強く感じてしまったのは、結局ファイアーエムブレム聖戦の系譜の方向に進化しちゃったんだなあということ。
中盤以降敵が大量に隙間なく配置されるようになっていく上に、ダメージの算出方法は単純に「攻撃力-防御力」だけじゃないっぽいので(よくわからんけど誤差が出る)、紋章の謎の時の「HP1残るように味方を配置」みたいなきめ細かいことをやるのは現実的じゃなくなっている。
代わりに、武器の3すくみを有利な方向に取り、加えて支援を利用して戦うと、大抵のザコ敵は命中率20%以下に押さえ込めるので、一方的に攻撃し続けてさっくり殲滅できる。同じ系統の武器持ってる敵が固まって配置されてることも多く、そういう戦い方をすることを意図しているのが感じられる。
というか、中盤あたりから味方ユニットがインフレ的に強くなっていくので(アーマー系なんかはほとんどのザコ敵から被ダメージ0とか)、相当適当にやっても進めてしまう。1部の後半が最も難しい部分だった気がする。


まあ、後になるにつれて無双ゲー化していって、これはこれでつまらなくはないけど、やっぱ紋章の謎とは別のゲームになってしまってるなあという感じ。
そういえば、聖戦の系譜を初めてやった時、最初にガッカリしたのが1章で敵斧戦士の攻撃を避けまくるデューを見たときだった覚えがある。明らかに避けまくることを前提としたレベルデザインにしていて、そういうのは私が最もファイアーエムブレムに望まなかったものなので。
紋章の謎もやりようによっては割と無双ゲーなんだけど、終盤ステージは緻密に戦略を練る必要があって楽しかったんだよなあ。


他細かい感想。
不満:
・バイオリズムは要らないと強く強く思う
・使い勝手の良い射程1〜2武器多すぎて兵種の意味が薄れてる感が。弓にすら射程1〜2武器があるというのは、なんというか下品に感じる
・戦闘アニメ、全体的に動きが硬くて不自然なのがどうにも
・ユニットアイコンがほとんどアニメーションしないせいで兵種が見分け辛い。カメラ引くとさらに見分け辛い
・しかも、限界までカメラ引いても視界が狭すぎる。攻撃範囲に入ってる馬系やドラゴンナイトを見過ごすことが多々
・結果として白鷺3兄妹が何度も何度もうっかりミスで死んだ


好感:
・スキル「大盾」を使う敵がいなくなっている!嬉しい!!超嬉しい!!!
・「連続」なんかも味方専用スキルになってて、聖戦の時より運ゲー度を下げようとしている意図は感じられる。この点はとても嬉しい。(最上位クラスの必殺技も含め、これらは味方ユニットにもあってほしくないが…)
・「救出」は悪くないシステムだと思う(と言いつつあんま使ってなかったけど)
・生足キャラ


あと、ストーリー上の重要イベントを2週目以降限定にするっつー傲慢は勘弁して欲しい…。面倒なのでニコニコの動画で見てしまった。
ゲームの全体像を把握したところで、ハードで2週目開始。途中で飽きそうだなあと思いつつ。